毎日新聞 2020年4月20日 18時16分(最終更新 4月20日 18時30分)
 緊急事態宣言を受けた休業要請にインターネットカフェが応じたため寝泊まりする場所をなくした人に対し、兵庫県は20日、県営住宅100戸を無償提供すると発表した。県内のネットカフェで宿泊していたことが分かる領収書(レシート)を提示すれば入居できる。期間は5月6日まで。

 県によると、神戸市東灘区や姫路市、加古川市などにある県営住宅の空き部屋を活用する。電気代や水道代は不要。県が毛布を用意し、備え付けの風呂もある。Wi―Fi(無線LAN)などネットを使える環境は整備されていない。県は「ぎりぎりの生活しかできないとは思うが、緊急の避難先として活用してほしい」と呼び掛けている。問い合わせは県住宅管
https://mainichi.jp/articles/20200420/k00/00m/040/166000c