軽症・無症状の感染者 自宅療養へ 基準明確化へ/埼玉県

県内では、20日新たに12人の新型コロナウイルスの感染者が判明しました。

これまでの感染者、679人の内、78人が退院しましたが、370人の感染者が自宅待機となっています。

その中、県は20日、新型コロナウイルスの感染者のうち重症者や重症化する恐れのある人が優先的に入院できるよう軽症・無症状の一部の患者について自宅で療養する方針を示しました。

県によりますと新型コロナウイルスの感染者のうちおよそ8割が軽症・無症状で、とくに、発症して8日以降に重症化する可能性は低いということです。

そのうえで、軽症・無症状の患者のうち基礎疾患などで入院の必要がある人、発症して8日未満の人は一般医療機関に、軽症・無症状の患者のうち入院の必要が無い人や、発症から8日以降で、回復傾向にある人の中で、家庭環境の都合で自宅療養が難しい人はホテル、それ以外の人は、自宅で療養と基準を明確化する予定です。

病床の確保については来月6日には現在の300床の倍の600床に増やす必要があるとして、そのうちの3分の2を酸素吸入を必要とする中等症患者用にしたい考えです。

病床確保は緊急の課題として公立・公的病院に対して病棟単位で受けてもらうよう要請するということです。

テレ玉

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200420-00010005-teletama-l11
4/20(月) 22:07配信テレ玉