世界保健機関(WHO)は23日、サイバー攻撃により職員らの電子メールアドレスとパスワードが今週、ウェブ上に大量流出したと発表した。
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、WHOへのサイバー攻撃は急増しており、前年同期比で5倍に上っているという。

流出したのはWHO職員らの約450アドレスと、新型ウイルス対策に従事する数千の外部関係者のアドレス。
このほか、WHOに成り済まし、寄付を求める「振り込め詐欺」も横行している。

WHOのマリアーノ最高情報責任者(CIO)は声明を出し、情報保護について「常に重要だが、新型ウイルスのパンデミック(世界的流行)下ではなおさらだ」と強調。
被害に頭を抱えている。 

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