新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、日本で疫病から人々を守るとされる妖怪「アマビエ」がちょっとしたブームになっていることを、中国メディアも取り上げている。

中国メディアの澎湃新聞は23日付で配信した記事で、「江戸時代後期に現れたという妖怪が、コロナ流行中の日本で最大のスターになっている」と指摘。「2月末頃から、日本のツイッター上で、アマビエの絵を描いて投稿するのが流行している。アマビエまたはアマビエチャレンジとのハッシュタグを付けた投稿は、2月末の1日平均十数ツイートから、3月になると1万ツイートを超えるまでになっている」と紹介した。

また、愛知県のある神社が御朱印帳に挟むためのアマビエの絵をお守りやおみくじを授与した人に渡すようになったことや、秋田県のある和菓子店がアマビエをモチーフにした和菓子の販売を始めたこと、ある運送会社がアマビエが描かれたトラックを走らせたこと、さらに厚労省が公式ツイッターにアマビエのイラストを掲載したことなども紹介。「英紙ガーディアンや米誌ザ・ニューヨーカーなどの海外メディアもこの現象を特集している」と伝えた。

写真は厚労省の公式ツイッターより
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https://www.recordchina.co.jp/b800642-s0-c30-d0054.html