米空軍が中国や北朝鮮をにらんだ戦略爆撃機の米本土からの展開訓練を22日から新たに始めたことが、米インド太平洋軍(司令部・ハワイ)の資料や国内の関連情報などから明らかになった。

米国防総省は米領グアムに配備していたB52戦略爆撃機を撤収させたが、それに代わる軍事的措置で、展開初日に演習拠点となったのは三沢基地周辺空域と天ケ森射爆場。

軍事専門家は「戦略爆撃機のグアムからの撤退に不安を抱く日本政府への政治的デモンストレーションではないか」と分析する。


東奥ニュース 2020.4.25
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