4/26(日) 16:27
共同通信
 
 高血圧と肥満が現代人の寿命を縮める最も大きな要因となっていることが、70万人分のゲノム情報を基にした解析で明らかになったと、大阪大の岡田随象教授(遺伝統計学)らのチームが26日までに発表した。

 遺伝子によって生まれつき決まった体質は変えられないものの、生活習慣の見直しや投薬などの治療で早めに対処すれば「寿命の短縮を防げる可能性がある」とチームは主張している。

 日本と英国、フィンランドのバイオバンクの持つゲノム情報、計約70万人分を解析。日本人では高血圧が寿命に与える悪影響が最も大きいと判明。糖尿病や脳梗塞を合併した人は、さらに影響が大きかった。

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