新型コロナウイルス感染防止策として政府がマスクを各世帯に配布することを受け、茨城県警は28日、マスクを狙った窃盗に注意を呼び掛けた。県警生活安全総務課の担当者は「配布の直前、直後に気を付けて」と促した。

同課によると、配布直後にポストや玄関からマスクを盗まれる被害が想定されている。担当者は、ポストに南京錠を付けるなど施錠の強化や、防犯対策向上のためのカメラ設置など、自衛を訴える。

また、配布前に郵便局の車両から盗み取られるケースも考えられる。県警は玄関やポスト付近、郵便局の車両をのぞき込む不審者を目撃した場合は、110番通報するよう呼び掛ける。

厚生労働省のホームページによると、日本郵便を通して1世帯当たり2枚の布製マスクが配送される。配送は5月中に完了する予定。

4/29(水) 9:00配信
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