0001みんと ★
2020/04/29(水) 16:43:32.34ID:7tZj3ynC9温泉地として人気の神奈川県箱根町。いつもの大型連休には観光客らで混雑する箱根湯本駅前は29日、静まり返っていた。商店街の数十店はシャッターを閉めるなどして休業し、足湯は湯が抜かれ空っぽ。東京方面から午後2時ごろ同駅に到着した小田急ロマンスカーから降りた客は数人だけだ。にぎわいが消えた温泉街に、感染対策の除菌水の無料配布を伝える防災無線が響いていた。
「これほど人のいない箱根は初めて」。老舗梅干し店「村上二郎商店」の店主・村上高嶺さん(75)は寂しげにつぶやく。3月の売り上げは例年と比べ6〜7割減少。「店を開ければ人が来てしまう」と4月からは営業を休んだ。掃除のために店へ毎日足を運ぶが、再開する日は見えない。「苦しいが仕方がない」
箱根町は小田原市などと共に23日、観光での来訪自粛を呼びかけ、大型連休中は箱根のホテル・旅館200施設のうち6割が臨時休業する。町では2019年10月の台風19号により旅館や商店が被災し、復旧作業を進めるなかで新型コロナの感染拡大が直撃した形だ。
同町の森下良さん(44)は親族が町内で経営する旅館が新型コロナの影響で4月25日から休業している。「経営は厳しい。町はまだ台風からの復興の途上で、ウイルスでダブルパンチの状態だ」と話した。
以下略、ソース元にてご覧ください。
日本経済新聞 2020年4月29日 12:00
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58621600Z20C20A4CZ8000/