2020年4月29日 水曜 午前10:01

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、家庭ごみを収集する人々も、感染のリスクに直面している。
作業員を勇気づけていたのは、住民からの感謝の手紙だった。
外出自粛の影響で、家庭ごみの量が1割増加しているという東京・江東区では、作業員が使用済みマスクやティッシュなどが入った、ごみ袋を拾い集めている。
感染のリスクに直面しながらの作業。
江東区清掃事務所・郡司保雄さん「(ごみ袋が)破裂して、ティッシュがたくさん出てきてしまったり、マスクが出てきてしまうことがたまにあるので、そのときはちょっとドキッとする」
一方で、ごみの中には、手紙が添えられているものもあった。
「働いてくださり、ありがとうございます」。
この手紙を書いた女性は...。
手紙を書いた女性「今働いてくれている方たちがいるから、世の中回っているし、わたしたちも生活できているので、お礼言いたいなと思って」
こうした手紙は、すでに江東区だけで100通ほど確認されているという。
江東区清掃事務所・郡司保雄さん「(最初にもらった手紙は)携帯に入れて、大切に持って、励みにしています。すごい感動しまして。大変な時だったので、うるっときました」

https://www.fnn.jp/articles/-/37557