自宅で楽しむ動画動物園 飼育員目線や舞台裏の撮影も 反響続々
5/1(金) 15:00配信

動物たちは今どう過ごしているのか――。新型コロナウイルス感染拡大防止のため休園が続く各地の動物園がインターネットで動物たちの様子を公開して人気を集めている。リクエストに応じて撮影する動物を決めたり、24時間のライブ中継をしたりと工夫を凝らしており、いつもと違う動物の表情が見られることも。大型連休中に特別なイベントを行う園もあり、外出自粛が求められる中でも子どもたちと楽しめそうだ。

 いしかわ動物園(石川県能美市)は市民からのリクエストに応じて、動物のユニークな姿の動画や写真をツイッターで発信している。通常は入園客がいる柵の外側にたたずむカピバラなど普段では見られない愛らしい場面も切り取られている。

 新型コロナウイルスの感染拡大で市民から「行きたくても動物園に行けない」などの声が寄せられたため始めた。4月1日に同園のツイッターアカウント(@ishikawazoo_jp)で見たい動物を呼び掛けると、150件を超えるリクエストがあったという。

 ユキヒョウやアムールトラなどのネコ科の動物にリクエストが多い。反響が大きかったのは、レッサーパンダ「サン」の動画。飼育員目線で間近に撮影され、餌のリンゴを「むしゃむしゃ」とおいしそうに食べる様子が好評で、「癒やされる」などのコメントとともに、1500件を超える「いいね」がついた。飼育展示課の田中愛さん(27)らがスマートフォンを使い、間近に迫ったり、地面すれすれの角度から撮影したりと工夫を重ねる。

 田中さんは「暗いニュースが多いが、動物たちはマイペースに元気に過ごしている。落ち着いたら、ぜひ遊びに来てほしい」と話した。リクエストは5月6日まで受け付ける。

続きはソース


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200501-00000043-mai-life