新型コロナウイルスの対策を検討する政府専門家会議は4日、新規感染者数が限定的となった地域における
「新しい生活様式」の実践例を示した。

◆日々の暮らしの感染対策
・外出は、マスクを着用する。遊びにいくなら屋内より屋外を選ぶ。
・人との間隔は、できるだけ2メートル (最低1メートル)空ける。
・会話をする際は、可能な限り対面を避ける。
・家に帰ったらまず手や顔を洗う。できるだけすぐに着替え、シャワーを浴びる。
・手洗いは30秒程度かけて水とせっけんで丁寧に洗う(手指消毒薬の使用も可)。

◆移動に関する感染対策
・感染が流行している地域からの移動、感染が流行している地域への移動は控える。
・帰省や旅行は控えめに。出張はやむを得ない場合に。
・発症したときのため、誰とどこで会ったかをメモしたり、スマホの移動履歴をオンにしたりする。
・地域の感染状況に注意する。
・まめに手洗い、手指消毒
・せきエチケットの徹底
・こまめに換気
・身体的距離の確保
・「3密」(密集、密接、密閉)の回避
・毎朝家族で体温測定、健康チェック。発熱または風邪の症状がある場合は無理せず自宅で療養
・屋内や会話をするときは、症状がなくてもマスクを着用

◆買い物
・通販も利用
・1人または少人数ですいた時間に
・電子決済の利用
・計画をたてて素早く済ます
・サンプルなど展示品への接触は控えめに
・レジに並ぶときは、前後にスペース

◆公共交通機関の利用
・会話は控えめに
・混んでいる時間帯は避けて
・徒歩や自転車利用も併用する

食事
・持ち帰りや出前、デリバリーも
・屋外空間で気持ちよく
・大皿は避けて、料理は個々に
・対面ではなく横並びで座ろう
・料理に集中、おしゃべりは控えめに
・お酌、グラスやおちょこの回し飲みは避けて

働き方の新しいスタイル
・テレワークやローテーション勤務
・時差通勤でゆったりと
・オフィスはひろびろと
・会議はオンライン
・名刺交換はオンライン
・対面での打ち合わせは換気とマスク着用
https://mainichi.jp/articles/20200504/k00/00m/010/084000c