継母から虐待受け重傷、4歳女児が集中治療室に 中国・黒竜江省
2020年5月1日 19:56 発信地:中国 [ 中国 中国・台湾 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3281207

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児童が虐待を受けるケースが増加(2017年11月15日作成)。(c)CNS/尹正義

【5月1日 CNS】中国・黒竜江省(Heilongjiang)に住む女児の於ちゃん(4)が4月23日、
全身に傷を負った状態で病院に運ばれ、
28日時点で集中治療室(ICU)で治療を受けている。
継母(30)が虐待を認めていることから、検察は身柄を拘束し、事情を聴いている。

 継母が勤務する同省の建三江開墾区(Jiansanjiang)の
創業(Chuangye)農場によると、
重傷を負った於ちゃんは建三江人民医院に搬送された。
不審に思った医院は公安部門に通報、警察は聞き取りなどを始めた。

 実母によると、脳内に出血が認められたため開頭手術が行われ、
現在はこん睡状態にある。
また、体にはやけどの痕が複数あり、
全身は青黒く変色、手と足は傷だらけだった。
於ちゃんはこれまでに2回入院し、前回の時は継母に鼻骨を折られたためという。

 於ちゃんの継母は、創業農場の職員ではないが農場第八管理区の専業農家で、
姓は「曲」、実父(28)は創業農場とは無関係で、
姓は「於」だという。
継母の自宅は農場の一角にあり、2019年5月に実父が引っ越してきて同居を始め、
10月に於ちゃんもこの家に移ってきたことが分かっている。

 継母は27日夜、佳木斯市(Jiamusi)看守所で身柄を拘束された。
建三江人民検察院は捜査を進めている。(c)CNS-新京報/JCM/AFPBB News