https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200506-00000020-hokkaibunv-hok
 5月6日、札幌市で新たに確認された新型コロナウイルス感染者16人の中に、北海道警察本部の50代の男性警部補が含まれていることがわかりました。
北海道警察などによりますと、この50代の男性警部補は、札幌市西区の琴似庁舎の刑事部機動捜査隊に勤務していて、
5月1日に発熱やけん怠感などの症状が出て、3日にPCR検査を受けたところ、5日に陽性が確認されました。
男性警部補は軽症で会話は可能です。

男性警部補は、3日に陽性が確認された50代女性との同居の家族でした。
女性は6日現在67人の集団感染者が判明している札幌市北区の介護老人保健施設「茨戸アカシアハイツ」の看護職員です。

発症した翌日の2日は当直で事件の捜査で琴似庁舎の外にも出ていて、家族の陽性判明の3日以降は自宅待機していたということです。

一般市民と接触があったのかは調査中で、道警は男性警部補と接触したとみられる刑事部機動捜査隊や札幌市の警察署の警察官などあわせて48人を自宅待機とし、
琴似庁舎の執務室などの消毒作業も行いました。

北海道警察の感染者は2人目で、道警は「職員に対して感染予防対策の徹底を呼び掛けるとともに、体調不良の職員が出た場合には直ちに自宅待機にする」とコメントしました。