暖冬で梅の実の数減少か

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/osaka/20200507/2000029338.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

梅の収穫量が日本一の和歌山県みなべ町やその周辺の自治体で、ことしは枝に付く実の数が
例年より2割以上、少ないことがわかり、県などは、暖冬で花が早く咲きすぎたことなどが
影響しているのではないかとしています。

みなべ町や周辺の自治体では、和歌山県やJAなどで作る団体が、毎年、この時期に梅の実を数える調査をしています。
ことしもおよそ150か所の農園で調査した結果、梅の実の数は
「100節」という単位の平均で4.5個でした。
過去10年間の平均と比べて2割以上少なく、平成24年以来の低い水準だったということです。

これについて和歌山県などは、記録的な暖冬で梅の花が平年より2週間ほど早く咲いたため、
受粉を助けるミツバチの活動が活発ではなかったことが原因の一つではないかと分析しています。

和歌山県日高振興局の川村実課長は、「実の数は少なくなったが、今後の天候次第で一
つ一つの実が大きくなることもある。5月にもう一度調査を行い、
生育状況を注視していきたい」と話しています。

05/07 08:05