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 新型コロナウイルスに感染している人のうちおよそ23%、2000人近くが自宅で療養していることが厚労省の初めての調査で分かりました。

 これは、先月28日午前0時時点で新型コロナウイルスに感染している人の療養先について、厚労省が初めて全国調査を行った結果分かったものです。

 それによりますと、PCR検査の陽性者は8711人で、そのうち入院している、あるいは一両日中の入院が確定している人は5558人でした。宿泊療養している人は862人。一方、自宅療養の人は1984人と、宿泊療養者の2.3倍で、PCR陽性者のうち、およそ23%が自宅療養している結果となりました。

 厚労省は先月23日に、軽症者も原則、自宅療養ではなく宿泊施設などで療養するよう通知していますが、進んでいない実態が明らかとなりました。(06日11:29)