県産の業務用米 割合が全国最高

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20200508/6050010133.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

福島県で生産されたコメのうち外食やスーパーやコンビニの弁当、おにぎりなどに使われる
業務用向けの割合は65%を占め、全国で最も高くなったことが国の調査でわかりました。

農林水産省は、仲卸業者を対象に、去年6月までの1年間に全国で生産されたコメの流通先を調査し、
家庭向けと業務用向けの割合を先月公表しました。
それによりますと、全国では家庭向けが62%業務用向けは38%だったのに対し、
福島県は、家庭向けが35%、業務用向けが65%と逆転し、業務用向けの割合は
初めて都道府県別で最も高くなりました。

業務用向けの銘柄の内訳は、コシヒカリが55%、ひとめぼれが25%、
天のつぶが8%その他のが5%となっていて、主にスーパーの弁当やコンビニのおにぎりなどに使われています。
業務用向けの米は、単身世帯の増加や外食の普及を背景に需要が高く、
長期間、一定の価格で契約することが多いことから、農家の安定的な収入につながる側面がありますが、
家庭向けと比べると取引価格は安くなります。

県水田畑作課は、「首都圏に近く品質が良いため業務用の需要が依然として高いが、
家庭向けと半々の割合になれば農家所得の向上がさらに見込める。
来年秋から本格的に販売するプレミアム米『福、笑い』で県産米のイメージと
価格の引き上げを目指したい」と話しています。

05/08 10:06