神奈川県の小田原駅(小田原市)と強羅(ごうら)駅(箱根町)を結ぶ箱根登山鉄道は5月8日、
台風19号による被災のため2019年10月から運行を見合わせている箱根湯本〜強羅間の試運転を5月11日から開始すると発表した。

台風19号による被災で、大平台隧道から大沢橋梁付近にかけてと、蛇骨(じゃこつ)陸橋から小涌谷(こわくだに)踏切付近にかけてが甚大な被害を受けた同区間だが、
箱根登山鉄道では復旧工事が進んだとして、3月26日には2020年秋頃の再開見通しを7月下旬に前倒しすることを発表。その後も工事が順調に進み、いよいよ試運転を実施する運びとなった。

運転区間は箱根湯本〜大平台間だが、大平台駅(神奈川県箱根町)には乗り入れない。
日中、1時間に2本程度の運転で鉄道施設の機能確認などを行ない、今後は復旧作業の進捗に合わせて、試運転区間を拡大するとしている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8fd0fa877f4d1616f95ad5f8ffda62f3d7848fcb
5/8(金) 17:45配信

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