0001首都圏の虎 ★
2020/05/11(月) 00:10:39.78ID:bf9RoP+S9社会的距離を巡っては、クオモ州知事が感染対策に欠かせないとして、市警の「積極的な」取り締まりを要請。ただ、警官が摘発中に黒人を殴る動画が会員制交流サイト(SNS)で広がる一方、密集している白人の集団にマスクを手渡す様子もSNSで出回り、これまでも人種間の「不公平」(ウイリアムズ市政監督官)が指摘されてきた。
市警が八日までに地元メディアに公表した統計では、五月上旬までの六週間に社会的距離の関連で百二十人を逮捕、三百七十四人に出頭を命令。市人口の24%にすぎない黒人が逮捕の68%、出頭命令の51%といずれも過半数を占めた。
デブラシオ市長は八日の記者会見で見解を問われ「(取り締まり対応の)格差は認めない」と述べる一方、逮捕や出頭命令の総数が「非常に少ない」として、「市警の自制が利いているのは明らか」と擁護した。
市警の改革を訴える市民団体は「市警は社会的距離策を不法な取り締まりや脅迫、暴力の口実に使っている」と批判。ただ、市警最大の労働組合も、社会的距離の取り締まりという任務について「あいまいな指針と矛盾したメッセージだけを与えられ、現場の警官は自分で何とかするしかない」と否定的で、「公衆の安全という基本使命に集中させるべきだ」と訴えている。
2020年5月10日 朝刊
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