「外でシューシュー言うてんねんけど。シューシュー言ってるから怖いんやけど。めっちゃ怖いんやけどどうしよう」。

恐怖に手を震わせているのは、大阪・心斎橋にあるバーの店員。
今月7日の午前1時半ごろ、店の外で起きていたのは「落書き」です。
店の名前は見えなくなるほど塗りつぶされ、鍵穴は接着剤のようなもので埋まっています。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、
店は先月1日から客を入れずにインターネットで店内の映像を配信し、会話をする「無客営業」という形をとっていました。

音やにおいなどの異変を察知した店員が110番通報。
駆けつけた警察が、近くにいた堺市に住む無職の40代の男を建造物損壊の疑いで逮捕しました。

店員の女性は
「怖かったですね、初めてなんで。こんなことないと思うけど、二度と経験したくないと思うくらい怖かった。
 無客営業にならなかったら、その人もそんな行動とらなかっただろうし、コロナの影響なのかなとは思いますけど」と話していました。

逮捕された男は事件当時、酒に酔っていたといい、調べに対し「店に入れてくれなかったからやった」と話しているということです。
(※逮捕された男はその後釈放されました)
https://www.asahi.co.jp/webnews/pages/img/6274_200513c1-bar-new.jpg

以下ソース:朝日放送 05/13 16:28
https://www.asahi.co.jp/webnews/pages/abc_6274.html