https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200513-00000063-jij-n_ame
 米議会の超党派諮問機関「米中経済安全保障調査委員会」は12日、中国が新型コロナウイルスの世界的流行に乗じ、
台湾への外交・軍事圧力を強化しているとの報告書を公表した。
世界保健機関(WHO)についても中国主導の台湾排斥に加担していると批判した。

報告書は、中国が過去数十年間で培ったWHOに対する影響力を行使し、台湾に新型コロナに関する情報を渡さなかった上、
台湾が感染封じ込めの手法を各国と共有するのを妨げたと指摘。
中国による台湾排斥は「WHO幹部の積極的な支援によって成立している」とし、「世界の人々の健康を危険にさらした」と中国、WHO双方を非難した。

また、中国軍機が今年に入って少なくとも3回にわたり、台湾海峡の中間線を越えて台湾側に侵入したほか、
中国の空母「遼寧」や艦艇が台湾周辺を航行するなど、軍事圧力をかけていると懸念を示した。

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台湾は18日に開催予定のWHO年次総会にオブザーバー参加を求めているが、中国が反対している。
米上院は11日、台湾の参加を後押しする法案を可決。
報告書も「オブザーバーなど台湾の意味ある形での参加なくして、WHOは基本綱領に記された任務を達成できない」と台湾を擁護している。