5/15(金) 8:38配信
時事通信

ペルーのマチュピチュ遺跡=2014年12月(AFP時事)

 【サンパウロ時事】南米ペルー政府は14日までに、新型コロナウイルス感染拡大を受けて閉鎖している世界遺産のマチュピチュ遺跡やナスカの地上絵など55遺構と22の自然公園を7月1日から再開することを決めた。

 未成年者や高齢者らは年末まで入場が無料となる。

 ペルー政府は3月15日に非常事態を宣言。国境は封鎖され、観光地も閉ざされた。同国の観光協会によると、新型コロナによる今年の損失は40億ドル(約4300億円)が見込まれており、貿易・観光省は「再活性化するには、観光の新たな形に対応しなければならない」と危機感をあらわにしている。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200515-00000031-jij-int