2020.5.15 23:59

 中国外務省の趙立堅副報道局長は15日の記者会見で、台湾が18日からの世界保健機関(WHO)総会へのオブザーバー参加を求め、米国などが支持していることに関し反対の立場を改めて示した。「台湾の民主進歩党(民進党)当局は新型コロナウイルス感染症を利用して独立を画策している」と述べた。

 台湾は親中路線の国民党政権時代はオブザーバー参加を認められていた。趙氏は、民進党は「一つの中国」原則を認めておらず、総会参加の「政治的な基礎がもはや存在しない」と強調。台湾への情報提供は適切に行っており「(台湾の指摘する)『国際防疫上の穴』は存在しない」と主張した。(共同)


ソース https://www.sankei.com/world/news/200515/wor2005150036-n1.html