>>63

男は相手と自分の関係を「上か、下か」で決める
女は相手と自分の関係を「近いか、遠いか」で決める
男が、2chを使ってその自分の「攻撃性」「優位欲」を、女に投影して
自分の想像力の範囲「下」に置こうとしている
女が「俺たちとは違う論理」で動いていると、支配できないから(自分らより「下」の存在として)

女は、「妊娠や育児で、絶対攻撃されたくない時期」がある
自分が絶対攻撃されないためには「お互い攻撃しあわない協定」に全員が所属する必要がある
女の理想は「あなたは私も攻撃しないし、私もあなたを攻撃しない」という無言の約束に全員で乗っかること
「上か、下か」をはっきりさせるのは、もっとも「危険」を誘発する

だから、女は「自分より上か下か」なんて考えない
「自分と似てる考え方をしてるか、遠い考え方をしてるか」だ
似たもの同士の間では、「争い」も「優劣」も起こらないから、その状態が「好ましい」
ただし、似ているとはいえ、人間だから全員が「違い・個性」を持っている
その違いのうち、争いにつながりそうなやつは「隠して」お互いに暮らす
「消す」のではない。消したら人間じゃないから。ただ、傷つけあわないために「背後に置いておく」

まれに、これができない女がいる
そういう個体は「危険」だから、本能的に集合体から遠ざける
ただし相手を傷つけないように最低限の付き合いはする
彼女が「ハッ」と気づいて、大人の付き合いが出来るようになったら自然に受け入れられるように


――以上の思慮深い女という集合体の理念を理解できない「男」は、
自分たちの「優位欲」「俺が上だというのが気持ちいい」という特殊な感情を、女にまで「投影」して、
「女たちも俺たちと同じように、優劣を競っているはずなんだッ!」と型をはめて
女の行動を勝手に「まうんと」に当てはめて捉え違えをしている
例えば「今、違いを隠すことを知らない幼い女」が、危険だから遠ざけられているとき、
男は「あれはッ、女がッ、自分たちより『上』だから、嫉妬で排除してるんだッ」と幼い捉え方をする
そして「傷つけないように気を使って、表面化させない」ことを「陰湿だッ」と幼い捉え方をする

そして、その考え方を女たちの脳みそにも当てはめて、女を「名誉男性」に改造し、
男の拙い想像力の中に押し込め、支配できる存在にしようとしている