松尾邦弘元検事総長(77)ら検察OBが15日、検事総長や検事長らの定年延長を可能にする検察庁法改正案に反対する意見書を法務省に提出した。
「検察の人事に政治権力が介入することを正当化する」と批判し、検察幹部の定年延長規定を撤回するよう求めた。

元検察トップが政府提出法案への反対を公言するのは極めて異例。

松尾氏は意見書を提出後、東京都内で記者会見し、「検察庁のあるべき姿に重大な影響を与える懸念がある」と述べた。
https://mainichi.jp/articles/20200516/k00/00m/040/188000c
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