◯ point
・星間分子雲のチリによって水が生成されることが判明
・地球の水の起源として新しい有機物説が提唱された
・はやぶさ2が持ち帰る有機物も参考にした水の起源の解明が期待される

「青い惑星」と呼ばれる地球には14億 km3の水が存在しています。

水は地球における生命誕生の起源として重要視されていますが、実はどうやって地球にやってきたのかは分かっていません。

そこで、北海道大学の香内 晃氏らは、星の材料である星間分子雲のチリに着目し、チリ中の有機物を加熱すると水が生じることを発見しました。

この結果から、地球における水の起源は、隕石中の水を含む鉱物や、彗星の核に並び、有機物である可能性が示唆されたとのこと。

2020年末に帰ってくる「はやぶさ2」の有機物サンプルと、今回の研究で得られた知見を組み合わせることで、ついに生命の起源が解明されるかもしれません。


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