5/18(月) 9:00配信
朝日新聞デジタル

 不法滞在などで出入国在留管理庁(入管庁)の施設に収容されている外国人を支援する市民団体「仮放免者の会」が17日、収容者向けのホットラインを開いた。各地の収容者約30人が、新型コロナウイルスの影響で外部との面会が制限されており、会えなくなった日本人の家族を心配する声や、感染防止のため一時的に外に出られる仮放免を認めてほしいなどの訴えを寄せた。

 午前9時半、都内の弁護士事務所に設置された2台の電話が鳴り始めた。

 「どのくらい収容されているんですか?」「心配なことは?」。対応する弁護士らが尋ねると、「新型コロナで面会が制限され、日本人の妻子に会えなくて心配だ」「3人部屋で同室の人が発熱したが、入管は何も教えてくれない」「相部屋で感染が怖い」などの声が寄せられた。

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