ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長の記者会見での一問一答は次の通り。

−巨額ファンド事業で投資をしている新興企業の88社についてコロナの影響は

孫社長 15社が倒産し、15社が(よい方向に)大きく飛んでいく。残り60社はまあまあの状況になるだろう。
(一部の)ライドシェアや、医療関係などのベンチャー企業は業績がいい

−投資している米共有オフィス運営会社「ウィーカンパニー」については

孫社長 投資は失敗だったと何度も認めている。私が(ウィーの経営者を)見損なった。
ただ(コロナが感染拡大している)こういった状況では長期で(オフィスを)契約するよりは、
短期で契約できるウィーワークのようなところにむしろニーズは出てくる」

−コロナショックのインパクトは

孫社長 ITバブル崩壊やリーマン・ショックなど過去にあった崖から転げ落ちそうな状況に比べると、今回は余裕で崖の下をのぞいているような状況だ。
その気になれば、4兆5000億円の資産を1年以内に現金化できるので財務は安全だ。
https://www.nikkansports.com/general/news/202005180000723.html