5/19(火) 20:06
毎日新聞
 
 全国民に一律10万円を給付する「特別定額給付金」を巡り、オンライン申請に必要なマイナンバーカードの暗証番号の再設定のため、自治体窓口が混雑した問題で、総務省とシステムを管理する「地方公共団体情報システム機構(J―LIS)」は19日、再設定の申請数は推定で1日で最大13・5万件に上ったと発表した。

 オンライン申請は5月1日から一部自治体で始まったが、連休明けの7日には再設定の申請が11万件となり、翌8日には13・5万件に上った。その結果、J―LISのサーバーに過度な負荷がかかり、一時的に処理が大幅に遅れた。再設定の申請数はその後は落ち着き、15日は約6・7万件と半数ほどに減少した。オンライン申請の14日夜までの受付数は合計約151万5000件だった。

 オンライン申請の場合、暗証番号(英数字6〜16桁)の入力が必要で、5回間違えると自治体窓口でロック解除、再設定しなければならない。カード発行から5年後や転居の際にも手続きが必要となる。【堀和彦】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200519-00000079-mai-pol