新型コロナウイルス感染拡大防止のための休業要請が段階的に解除された16日、京都の街は雨の影響もあって閑散とした様子。
日本有数の観光の街としては、飲食店などの休業要請が緩和されても、期待より不安の声の方が多いようだ。

「観光客が戻ってこないことには、何も始まらない」と観光の名所・八坂神社(京都市東山区)そばの時計・貴金属の店「中井白金堂」の店主。
八坂神社への参道の人通りは「8〜9割ほど減ってる状況は変わらない」そうで、この日も人影はチラホラ。
和菓子店の女性店員(59)は
「売り上げは90%以上落ちてる。どうしようもありません」ときょうも観光客の姿は見当たらないと諦め顔だ。
祇園商店街では約160の店舗のうちオープンしているのは24店舗と厳しい状況は続く。

いつもの土曜日なら観光客で溢れ返る「京の台所」錦市場も朝から人通りは疎ら。
焼き栗、黒豆茶で人気の店「京丹波」では、3月中旬から同店1番人気の焼き栗を半額で販売しているが「60%?70%?どれぐらい減収か分からない」と男性店員は話した。
同店では中国人を初めとするアジア系のインバウンドが多く、「今年いっぱい、お客さんが戻るのは無理でしょう」と危機感を感じていた。

錦市場商店街振興組合の副理事を務める三田冨佐雄さん(79)は「ウイルスと共生しながら根気よく収束を待つしかないのか」と長期戦を覚悟している。
三田さんが経営する丼物店は、普段は50〜60人の客で賑わっていたが、緊急事態宣言発令後は1日に2人の集客となって休業。
同様に商店街では今も半数近くの店が休業している。同組合の理事会で若手経営者から
「休業解除だから、チラシを作ってお客さんを呼ぼう」という意見もあるそうだが、現在は待機中だ。葵祭、祇園祭も中止や縮小に。
京都が再び活気を取り戻すには、外国人ら観光客の来訪が必要不可欠。まだまだ時間がかかりそうだ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200516-00000158-spnannex-soci
5/16(土) 17:04配信

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前スレ              2020/05/16(土) 21:20
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