ワシントン大学薬学部政策経済研究所によって実施された調査により、既存のソーシャルディスタンスの規則が何か月も適用されたとしても2020年末に新型コロナウイルスによる死者数が3倍に達する可能性があることが判明した。

調査を担当した健康経済学者のアニルバン・バス氏は、新型コロナウイルスの感染力と死亡率に関する結果を記者会見で公表した。バス氏は、

「もし感染の死亡率が正しければ、たとえソーシャルディスタンス規制の緩和以前の割合でウイルスが拡散し続けたとしても、年末にはアメリカ人35万人から120万人が新型コロナウイルスにより死亡するという意味になる」と述べた。

死者数は非常に厳格な公衆衛生対策によってのみ軽減が可能であると述べたバス氏は、

「そうでなければ、ウイルスがアメリカの人口の10パーセントに感染する典型的なインフルエンザほど拡散した場合には、アメリカ人約50万人が死亡する可能性がある」と警告した。

アメリカの公式統計によると症例数150万件以上、死者数9万人以上であることを振り返ったバス氏は、ウイルスの真の影響はこれら数字よりはるかに大きいと語った。

20.05.2020 ~ 20.05.2020
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