3万年前の南方からの渡来が今の日本人の直接のルーツ
きわめて重要な意味を持つんだけど。

天皇家の歴史書の内容も天皇家がこのルートで東に移動してきたことを
強くうかがわせる内容。
ただし、時期は3万年前ではなくて、弥生時代のおそらく2千数百年前。
でも、3万年前であれ、このルートで人が来ることを確認、再現する科博の
公開実験は極めて意義深いものである。

朝鮮系の渡来はもっと後の古墳時代で、支配者として来たのではなくて、
難民としてやって来て、その中でも漢人の技術をもつ職人は当時の日本の
豪族や皇室の隷属民として奉仕した。