北海道の大自然を舞台に高校生が写真の腕を競う「写真甲子園」の実行委員会は23日、新型コロナウイルスの影響で今夏の本戦は参加者を東川町に集めず、インターネット上で行うと発表した。
優勝校は決めず、全ての本戦出場校に賞を贈るなど異例の対応を取る。

 写真甲子園は1994年に開始。
 今年は、書類審査で提出された組み写真をそのまま本戦まで使用。ブロックごとの審査会では審査員の講評をネット上で公開配信し、本戦は順位を付けずに出場する全18校に審査委員賞などを贈る。

 20日に指定されていた書類審査の締め切りを、大会の概要変更の影響を考慮して7月31日必着に延長する。

https://www.daily.co.jp/society/human_interest/2020/05/23/0013364210.shtml