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【噴水台】造語後進国
http://japanese.joins.com/php/article.php?sv=jnews&;src=opi&cont=opi0&aid=20010705220021100

中国共産党が日本の帝国主義と国民党をはね除けて広大な大陸を掌握し1949年新政権を樹立する際、
国名を決める問題で頭を悩ませたそうだ。

共産主義の理念を具現する人民の国家という意味を盛り込まなければならないが、
漢字でできた近代的な概念語の大半が日本製だったからだ。特別な代案もなかったために、
結局自尊心を捨てて「中華人民共和国」と定めたわけだ。

「中華」は中国製だが、「人民(people)」と「共和国(republic)」は日本製単語だ。
明治維新(1868年)を前後とし、西欧の文物と思想を率先して輸入した日本の知識人らの血のにじむような努力が、
漢字宗主国の国名にまでに影響を及ぼしたわけだ。

我々(韓国のこと)が日常的に使っている漢字語のなかには、開化時代、日本が作った用語が数え切れないほど多い。
文化、文明、思想、法律、経済、資本、階級、分配、宗教、哲学、理性、感性、意識、主観、客観、
科学、物理、化学、分子、原子、質量、固体、時間、空間、理論、文学、美術、喜劇、悲劇、社会主義、共産主義…。

明治時代の思想家である福沢諭吉は、こうした造語に貢献した代表的な人物だ。
speech→演説、debate→討論、copyright→版権、などの訳語が福沢の作品だ。

韓国人に耳慣れた単語である「民族」も、正してみると宮崎という日本人が1880年代に
フランス語「Assemblee Nationale(フランス下院)」を「民族会議」と翻訳したところから始まったものだという説が有力だ。
「民族」は1890年代に入って初めて韓国語に編入された。

↑日本人の頭の良さにほれぼれする…