2020年5月25日 09時56分
https://mainichi.jp/articles/20200525/k00/00m/040/006000c

 新型コロナウイルス対策を実施の店に目印を――。山形市は、新型コロナの感染症対策を行った飲食店に「対策宣言店」のポスターを配布する事業を始める。利用客に安心して飲食などを楽しんで店に足を運んでもらう狙いがある。

 ポスターには「コロナ対策宣言店」と目立つように書かれ、実際に取った対策の項目にチェックが入っている作り。配布対象は、営業自粛要請の対象となり、市保健所が定めた感染防止対策を実施する市内で営む約2000店の飲食店。店が市に申請するとポスターが配布される。25日から対象店に申請書などを発送する予定。

 また、市内の飲食店が感染防止策として、今月8日〜6月30日の間に工事を始め、7月31日までに完了する飛沫(ひまつ)感染防止用のパーテーション設置などに関する費用を補助する。上限10万円(複数店舗での実施は上限20万円)で、申請期間は今月25日〜6月30日まで。【藤村元大】