05月26日 14時09分

岡山市内の高校の農業科で学ぶ生徒たちが、ビールの原料となる大麦を大型のコンバインを使って収穫しました。

岡山市南区にある興陽高校の農業科では、高校の敷地内にあるおよそ8ヘクタールの畑で、ビールの原料となる「ミハルゴールド」という品種の大麦を栽培しています。
去年12月に種をまいた大麦は、1メートルほどの高さに育って収穫の時期を迎え、26日は、3年生13人が、大型のコンバインを使って刈り取りました。
生徒たちは、大型のコンバインに乗るのは、初めてだということで、先生に操作方法を教わりながら慎重に収穫していました。
生徒たちが収穫した大麦は、JAを通して大手ビールメーカーに送られ、店頭に並ぶビールの原料として使われるということです。
収穫作業を体験した宇田愛梨さんは「小型のコンバインよりも運転するのが難しかったです。新型コロナウイルスの影響で、さまざまな実習や行事が取りやめになったので、こういう機会はうれしいです」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20200526/4020005550.html