ロシアの首都モスクワの4月の新型コロナウイルスによる死者数について、
636人から2倍以上の1561人に上方修正される可能性が出てきた。タス通信などが28日報じた。

モスクワ市保健当局が世界保健機関(WHO)の死因判定基準を導入したためという。
ロシアの死者数は約4400人で、米国などに比べて大幅に少ないが、今後上方修正される可能性がある。

モスクワ市保健当局によれば、新型コロナの検査で陽性だったにもかかわらず、他の死因と診断された人が756人いた。
また、検査では陰性だったが、症状から新型コロナで死亡したとみられる人が169人いたという。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020052901076&;g=int