不特定多数の乗客と接触の恐れがあります。北海道内では6月1日、新型コロナウイルスで1人が死亡し、新たに5人の感染が確認されました。

 このうち1人は札幌市のタクシー運転手の男性で、北海道が注意を呼びかけています。

 北海道内では1日、70代の男性患者1人が死亡し、新たに5人の感染が確認されました。

 このうち、石狩地方に住む70代の男性は、不特定の乗客を乗せるタクシーの運転手でした。

 北海道の担当者:「営業エリアとしては(札幌の)苗穂周辺。時間帯は日中。1日に3〜4人の利用があったと聞いている…」

 北海道によりますと男性は5月16日に咳などの症状が出て、1日になって陽性が確認されました。

 男性は症状が出始めた後も、5月29日まで勤務していたということで、北海道や会社で乗車記録などを確認しています。

 北海道ではタクシー会社名は公表していませんが、この期間に苗穂周辺から新札幌や東区、厚別区辺りまで乗車し、体調不良を感じている人がいたら
保健所に連絡するよう呼びかけています。

 また、札幌市では4人の感染が確認され、このうち70代の女性は市立保育園の清掃員でした。

 保育園は1日から消毒作業が終わるまで休園するということです。

UHB 北海道文化放送

https://news.yahoo.co.jp/articles/6b5e0d9ddefdfa540a8148d0aedcd2e69cbd9f19