香港の外資系大手銀行等が香港金融庁の委託で香港ドルを発行するという独特な方式を取ってる訳だが
もし仮にこうした西側資本の銀行が、
米国が人権侵害と考える中国政府の香港治安維持法に基づく銀行規制
を受諾した場合を想定すると
西側諸国の通常の意味での法的ガバナンスに反すると見て、
米国は米国香港人権民主法に基づく金融措置として、
又は別の新法(ガバナンス関係)に基づく措置として
これらの香港で活動する銀行にペナルティを与えるということが想定できる

そうすると香港金融庁から受託してる香港ドル業務(発行業務)や
香港ドル交換業務はどうなっちゃうんだろうかという話になる

香港ドルと米ドルの自由交換は、
人民元の外貨交換が中国政府の外貨管理令により厳しく制限されてる背景から
事実上中国本土と西側諸国を結ぶ貿易取引と資本取引の生命線だと言える