5日午後3時35分ごろ、高崎市八島町のJR高崎駅で「男が刃物を振り回している」と男性から110番通報があった。

騒ぎに気付いた駅員が刺股を使って男を取り押さえ、
駆け付けた群馬県警高崎署員が銃刀法違反の疑いで、チュニジア国籍で藤岡市、自称会社員の男(32)を現行犯逮捕した。
駅利用者らにけがはなかった。

◎酒を飲んでいた? 電話しながら振り回す
逮捕容疑はJR高崎駅西口の2階ペデストリアンデッキで、正当な理由がないのに、包丁(刃体の長さ約17センチ)を所持した疑い。

同署によると、容疑を認めている。
容疑者は電話をしながら包丁を振り回して、JR高崎駅の中央通路から西口に向かって歩いた。
酒を飲んでいたとみられ、同署が詳しい動機を調べている。

事件当時、同駅は下校中の学生ら利用客が多く、一時騒然となった。

改札近くにいた藤岡市の男性(37)は
「いきなり奇声が聞こえたので何事かと思って振り向いたら、男が電話をしながら刃物を振り回していたので驚いた」と話した。

以下ソース:上毛新聞 2020/06/06 06:00
https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/217464