0001蚤の市 ★
2020/06/06(土) 13:23:08.67ID:rqZZzgcx9関係者によると、学生らにメールが届いたのは5月20日。「小学校書写」の授業を担当する教授の女性が、学生がパソコン上で作成しオンラインで提出した、ひらがなの成り立ちや書き順に関する課題が見づらいなどとして、「残念な点が目立ちます」と指摘。「特別定額給付金(10万円)が入手できたら、まずは、スキャナー付きプリンタを整備しましょう!!」と書いた。一度鉛筆で手書きしたものをスキャンし、提出するよう求める趣旨だったという。
受講する学生は「バイトが出来ず、多くの学生が悩んでいるのに、大学側に10万円の使い道を指図する権利があるのか。冗談でも言うべきではない」と憤る。
教授は取材に対し、学生らの課題を判読できないケースがあったため、学内システムからメッセージを配信したと説明。「スキャナー付きプリンターを購入することを強制しているのではなく、購入しないと評価を下げるということも全く意図していない。説明が足りず、配慮が欠けていた。反省している」と回答した。今月4日のオンライン講義で、学生らに謝罪したという。
長崎大学は「スキャナー付きプリンターの購入が半ば必須であるかのような、誤解を招く表現が含まれていたことは、学生への配慮に欠けていた。たいへん申し訳なく思っている」とコメントした。長崎大では困窮した学生に対し、5〜6月にそれぞれ3万円ずつを支給したり、授業料を免除したりといった支援を実施しているという。(宮坂知樹)
朝日新聞 2020年6月6日 9時51分
https://www.asahi.com/articles/ASN6634K5N65TIPE00L.html?iref=comtop_8_08