不要なアベノマスクを商品券に――。

 函館朝市(北海道函館市)の若手出店者らが、新型コロナウイルス対策で全世帯に配られる布マスク(アベノマスク)の提供を呼びかけている。未開封の1セットを500円商品券1枚と交換する。マスクを有効活用してもらうとともに、休業で遠のいた客足を呼び戻すきっかけになればと願う。

 布マスクは安倍晋三首相の肝いり政策。約466億円を投じ、すべての世帯に2枚ずつ配布することになっている。ところが、「小さすぎて使いにくい」「届くのが遅すぎる」などと一部で不評も買っている。

 そこで、朝市の「えきに市場」の出店者でつくる函館駅二商業協同組合青年部は、要らない布マスクを集めて市や幼稚園などに贈ることを企画。部長の堀川純平さん(35)は「朝市は苦しい経営状況だが、マスクの寄贈が朝市に足を運ぶきっかけになってくれれば」と期待する。

 商品券は7月末まで、同市場限定で使える。マスクは同組合に持参するか、寄贈のみなら郵送でも受け付ける。問い合わせは、組合事務局(0138・22
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