0001ガーディス ★
2020/06/08(月) 19:19:59.05ID:zHftDHoX9発見した同水族館学芸員の森滝丈也さん(50)によると、9個体はいずれも体長2センチ前後で、同県尾鷲市沖の水深330〜400メートルの海底にあった沈木についていた。和名「チンボクヨコエビ」(学名バチケラドクス ヤポニクス)と名付けられ、6月4日に日本甲殻類学会の国際誌「クラスタシアン リサーチ」のウェブ版に掲載された。
節足動物の仲間のヨコエビは、海水だけでなく、陸上や淡水にも生息する。全世界で9千種類以上、国内でも400種類以上が報告されており、今回発見されたヨコエビは、沈木につくバチケラドクス属の中では最も浅い海で見つかった。
無脊椎(せきつい)動物を専門とする森滝さんにとって、新種の発見は、今回のヨコエビで13例目となる。森滝さんは「日本近海でバチケラドクス属が見つかったのは初めて。熊野灘に生息する生物の多様性が改めて証明された」と話した。(安田琢典)
https://www.asahi.com/sp/articles/ASN6853XDN68ONFB004.html