市内の食品卸売市場で新型コロナウイルスの集団感染が判明した中国・北京市政府は14日、
新たに36人の感染を確認したと発表した。

13日までに、市場関係者ら計46人がPCR検査で陽性反応だったことが明らかになっていた。
専門家の診断を経て、多くの人が感染者と確定したとみられる。

新規感染者36人のうち、27人は食品卸売市場の仕事に従事していた。
残る9人は買い物などで市場に出入りしていたという。

36人中、12人は過去14日間、発熱などの症状が出ない無症状だった。

集団感染が発生したのは、市内の豊台区にある北京新発地卸売市場。
海鮮や牛肉、羊肉のほか、野菜や果物などを扱う。市当局はすでに周辺の居住区を封鎖し、人の出入りを規制している。

市当局はこの市場の周辺住民と、14日以内に市場を訪れた人全員にPCR検査を実施する方針で、すでに確認調査を始めている。

北京市では4月中旬以降、2カ月近く新たな感染が確認されていなかった。
現在、市内にあるほかの大規模な卸売市場も営業を休止しており、市当局は感染の「第2波」への警戒を強めている。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60343290U0A610C2EAF000/

【新型コロナ】中国・北京市で約50人感染 
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1592037237/