6/15(月) 11:45配信
毎日新聞

フェースシールドを装着して、授業を受ける大阪府立八尾高校の生徒たち=大阪府八尾市で2020年6月15日午前9時、平川義之撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、休校や分散登校が続いていた大阪府内の全ての公立小中高校で15日、通常授業が再開された。

 府立八尾高校(八尾市)ではこの日朝、マスク姿の生徒らが登校した。感染を防止するため、自宅で測った体温を担任に報告する決まりだ。3年1組の英語の授業では、生徒らはマスクを外してフェースシールドを着用し、担当教諭が生徒の口の動きを見ながら発音を確かめていた。

 2年2組の大野汐香(そよか)さん(16)は「クラス全員が集まって教室は少し窮屈に感じるけど、みんなと一緒に授業を受けられて安心した」と話した。所属する陸上部の練習も15日から再開する。ただ全国高校総合体育大会(インターハイ)は中止に。3年生が集大成の機会を失ったこともあり、「先輩たちの思いをくみ取り、今日から本気で取り組みたい」と意気込んでいた。

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