そもそも、イージス・アショアの(およびイージス・アショアを含むミサイル
防衛システム(MD)全体についての)有効性や費用対効果について、疑問が
呈されています。東京新聞論説兼編集委員の半田滋氏は、「これ(MD)を
米国から導入したのは世界中で日本だけ。
欧州のイージス・アショアや韓国のTHAAD、PAC3はいずれも米軍が
配備したものであり、配備先の国が購入したわけではない。
他国が導入を見合わせるのは、どんなに技術が進んでも百発百中とはいかず、
一発でも撃ち漏らした場合、核弾頭であれば未曾有の被害が出ることになり、
費用対効果に見合わないからだ」と指摘