アメリカ南部ジョージア州アトランタで逃走しようとした黒人男性が射殺された事件で、白人の元警察官らが殺人容疑などで訴追されました。

 検事:「この罪状だと仮釈放なしの終身刑か死刑の判決が下る可能性があります」
 地元の検察当局は17日、黒人男性のレイシャード・ブルックスさんを射殺して解雇された元警察官について「重罪謀殺」など11の容疑で訴追したと発表しました。また、現場にいた他の警察官も「加重暴行」などで訴追しました。検察は理由について、事件の映像を解析した結果、男性が武器を所持していなかったことやテーザー銃が使用されて威力を失っていたことを元警察官らは知っていたとして「命が脅かされる危険はなかった」と結論付けました。元警察官が撃たれて地面に倒れた男性をさらに足で蹴ったことなども訴追の理由にしています。

6/18(木) 12:50配信
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