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読売新聞オンライン

橋渡るヤギ・ペチュニア畑、車窓から楽しむ…マザー牧場でドライブスルー
車に乗ったまま園内を巡り、車窓から動物や景色を楽しむ家族連れ(20日午前9時17分、千葉県富津市の「マザー牧場」で)=菅野靖撮影
 新型コロナウイルス感染防止のため、政府が自粛を求めていた都道府県間の移動が全て解禁されてから初の週末となった20日、各地の観光施設には他県からの人出が徐々に戻り始めた。

 千葉県富津市のマザー牧場では、午前9時の開園前に、県内ナンバーに交じって練馬や川崎など県外ナンバーの車が列を作った。感染予防策として来月17日までは車で牧場内を周遊する「ドライブスルーファーム」を実施しており、観光客は約5キロのコースを巡り、橋を器用に渡るヤギや美しいペチュニア畑などを車窓から眺めて楽しんでいた。

 家族3人で訪れた東京都葛飾区の会社員の男性(43)は「2か月半ぶりに遠出ができた。天気が良く景色もきれいで、子どもと一緒に楽しめた」と喜んでいた。マザー牧場の担当者は「来場者はまだ少ないが、今後は県外のお客さまにも期待したい」と話している。

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