2020年6月23日 14時30分
https://news.biglobe.ne.jp/animal/0623/kpa_200623_7056025068.html

パキスタンで珍事件が発生した。
東部パンジャーブ州ラヒム・ヤー・カーン市で、男たちが公共の場でギャンブルに参加しているという第一報を受けた警察が、
現場に駆け付け、8人の男が逮捕された。
警察の尋問に、男らは「ロバのレースに賭けていた」と素直に認めたという。
ラヒム・ヤー・カーン警察は、男たちをギャンブル禁止条例に反したとして逮捕。
更に男たちと一緒にいた1頭のロバまでも逮捕した。
ラヒム・ヤー・カーン警察は、地元メディアに「通報の第一報で、ロバもいることが指摘され、公衆に対する脅威とみなした
 ため、男らと一緒に現行犯逮捕した」と述べたそうだ。
現場では、ギャンブルに使用されたとみられる12万パキスタンルピー(約78800円)も押収された。

パキスタンでは、公共の場でのギャンブルは違法となる。
見つかれば、500パキスタンルピー(約330円)の罰金や最長1年の懲役、もしくはその両方が科せられることがある。
個人施設でギャンブルをした処罰は更に重く、有罪判決を受けた者には最大1000パキスタンルピー(約660円)の罰金に加えて、
2年以下の懲役に直面するということだ。
しかし、逮捕されたロバにこれらの懲罰が適用されるか否かは不明だ。
警察側は、「現在、ロバは署の外で拘束中」と話している。