6/26(金) 9:49配信
毎日新聞

栃木県足利市に設営される「渋谷スクランブル交差点」のオープンセットのイメージ図=足利市提供

 映像美術会社「ヌーヴェルヴァーグ」(東京都世田谷区、赤石賢社長)は24日、栃木県足利市五十部町の足利競馬場跡地にある渋谷駅前交差点を再現したオープンセットを利用し、撮影用スタジオを開設したと発表した。名称は「足利スクランブルシティスタジオ」で、同名の新会社を設立して同日から受け付けを始め、30日の使用開始を見込んでいるという。

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 セットは、同社が競馬場跡地の同市地区公園「五十部運動公園」の多目的広場約1.7ヘクタールについて行政財産の使用許可を受け、昨年9月に開設した。当初は3作品の撮影後、昨年末までに解体し使用を終える予定だったが、協議の結果、同市は使用許可を来年3月まで延長した。年間の使用料は約700万円で、2021年度以降も使う場合、改めて許可申請の手続きが必要という。

 スタジオとしての開設について、同市映像のまち推進課は「映像のまち構想の推進に向け、ひとつのステップになる」と評価。ロケ誘致の後押しになる可能性があり、「問い合わせがあればスタジオを紹介するなど側面支援したい」と話している。

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