6/27(土) 14:53配信
読売新聞オンライン
 
 新潟県長岡市が運営する悠久山小動物園の男性職員が2018年秋に同園のタヌキ5匹を市内の山林に捨て、市教育委員会から厳重注意処分を受けた問題で、磯田達伸市長は26日の定例記者会見で「報告を受けてびっくりした。市民にご心配、ご迷惑をかけておわびする」と陳謝した。

 市民に隠蔽(いんぺい)と受け取られないようにするため、監督官庁の長岡保健所は、市教委に事実の公表を助言していた。だが、職員が動物愛護法違反容疑で書類送検されたが不起訴(起訴猶予)となったことや、施設管理を考えた行動だと判断したことなどを理由に、市教委は昨年9月に職員を指導的措置の厳重注意処分とし、事実を公表しなかった。

 磯田市長は「公表すべきだった。市教委に処分や公表のあり方を検証してもらう」と語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/125a858f59c232018461ed286e4aa261d69f086c